| フロッピーディスクは今後製造中止の方向のようですし、最近のパソコン自体が既にFDDを内蔵しておりません。つまり意図的か偶然かはさておき、レセプトのフロッピーディスクによる提出はできなくなる方向のようです。CD-RWがあるから大丈夫だと高をくくっていましたが、Lucid Lynx の場合、CDは認識されるが「コピー先は読み込み専用です。」となり、データをコピーできず、これでは、-RWとは言えない事態です。フォーマットを色々変えてみても、マウントされたり、されなかったり何となく気持ち悪い、とにかく面倒です。CD-Rはやり直しができず、使い勝手が悪いです。
あとはMOかUSBメモリの使用しか残されていません。USBメモリの場合を報告します。
USBメモリならLucid Lynx の場合でも、簡単に差し込むだけで認識されデスクトップに出現してきます。ORCAでレセ電ファイルデータをフロッピーディスクにコピーするには「42 明細書」でレセ電データ作成の後、「44総括表・公費請求書」で「ファイル出力先」のドロップダウンリストから「1 フロッピィ」を選択していましたが、このドロップダウンリストにはMO用の指定はあっても、USBメモリ用の指定がありません。そこでこれを無視して例えば「1 フロッピィ」をBackSpaceで消去し、「5 usb」などと書き替えます。ここは、5の次に半角空ければ文字は何を入れてもいいようです。
次に「レセ電作成」を押し、しばらくして、windowが突然現れ、RECEIPTC.UKEというレセ電データの保存場所を聞いてきます。デスクトップに保存し、これをUSB メモリにコピーするという方法です。
次に、オンライン請求用パソコンのローカルディスク(C)に「オンライン送信用(社保)」フォルダと国保用フォルダの二つをあらかじめ作成しておき、個々に分けてRECEIPTC.UKEを入れます。例えば社保へのオンライン請求接続中のとき、「レセプト送信」の読込先には「媒体」と「フォルダ」の2つの選択肢があります。下の「フォルダ」→「参照」で、先ほどのオンライン送信用(社保)」フォルダのところに行き「OK」「読込」「送信」で「確定」して終了です。国保でも同様です。 こうするとフロッピーを使うことなく、オンライン請求が可能となります。USBメモリは2GBや4GBのものがありますが、比較的安く、何度でも書き換えられ、中にフォルダ作成(「H24 3月国保+後高」など)すればいくらでも入ります。できれば社保用USBメモリ、国保用メモリの二つを持っておきたいです。しかし、USBメモリを提出用には使いたくありませんね。もったいない。
上記は診療用レセコンと送信用パソコンが安全上、別途使用の場合につき記述したものです。
なお、上記現象は Ubuntu 12.04 (Precise Pangolin)64bit ,version 4.7 においても 成功を確認しております。
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