水子の霊障
□祈 り 福井県 S.K.(21歳女性)
第86号(平成9年/西暦1997年)
今、私は蛇之倉山でお行をさせて頂いています。ここにお世話になった理由は、友達のA君との出会いがきっかけでした。A君は、高校生の頃から、風邪をひいたような頭痛がひどく何度も何度も病院に行っては検査を受けていましたが、ただ風邪と診断されるだけで、はっきりとした原因は分かりませんでした。
何回目かの検査を受けていたある日、突然〝脳腫瘍〟と診断されました。それも、頭の中の一番危険な場所で、直径3㎝ほどの大きな腫瘍が3つほどあると言われました。お医者様は、「今すぐ手術をしないと命の保証はない」と言いました。しかし、手術をしても完全に治ることはまずなく、耳が聞こえなくなったり、顔がただれたりすることもある、もしかすると手術中に死んでしまうかもしれないほどの危険な大手術だと言っていました。しかし、このまま何ヶ月も放置しておくと、次第に寝たきりになって死んでしまうとはっきりと言われました。
私はその時、お医者様に対して矛盾を感じました。今までにも、何度も検査を受けてきましたが、何一つCTには映らなかったのに、いきなり大きな腫瘍が3つもできるだろうか、お医者様は、たまたま隠れて映らなかったと言いましたが、そんなことがあるのだろうかと思い、これからどうすれば良いのか、誰を信じれば良いのかわからなくなり、私たちは、神直先生に御相談することにしました。
神直先生は、はっきりと、「これは、脳腫瘍ではない。絶対に、手術を受けてはいけない。これは、水子様による霊的作用だから、とにかく毎日、心から一生懸命祈って、許してもらえるように、自分達の祈る力で、水子様が成仏されるように祈ってみなさい。そうすると、必ず治っていくから‥‥。しかし、このまま祈らずに放っておくと、耳が聞こえなくなって、手足を動かすこともできなくなって、次に目も見えなくなって、死んでしまうよ」と、言って下さいました。
Aさんのご両親は、祈って治るということがどうしても信じられず、お医者様の力をかりないと治らないという考えでした。誰でも初めはそう考えると思います。私達も初めはそうでした。しかし私達は手術を受けずに祈ってみることにしました。祈るといっても、一日に朝と夜に10分程度と、一年半ほどの間、毎日別格本山にも通いましたが、ただやれと言われたからやっているという感じで、心からの祈りではなかったように思います。そうしているうちに先生のおっしゃった通り、本当に耳が聞こえなくなり、足の方も自分で歩くこともできないくらいに、どんどん悪くなっていきました。毎日悪くなっていくAさんを見て、〝このままではいけない、何とかしてあげたい〟という気持ちでいっぱいになり、二人で本山に来ることを決めました。
正直言って、初めは不安でいっぱいでした。来たばかりの頃は、一人で歩くことはまずできず、ほんの1、2cmの段でも足を上げられず、階段なども、大人 2・3人がかりで、一段一段足を持ち上げて、やっとで登るといった状態でした。自分一人で、2~3秒も立っていられなかったので、車椅子に乗せようとしている間に倒れてしまったりして、一日に何度も転んでいました。
でも、お医者様も薬も、何も頼るものがなくなった私達は、とにかく、神直先生のおっしゃった通り、毎日、雨の日も風の日も道場へ行って、一生懸命、喉が嗄(しゃが)れるほどの大きな声で祈りました。
初めは車椅子に乗って道場まで行っていましたが、54日目には、ゆっくりですが片手に松葉杖を持って、もう片方は私の肩に手を置いて、道場まで歩いて行けるようにまでなり、60日目には、道場の長い階段も一人で登れるようになって、一日一日良くなっていくのが目に見えて分かりました。今では、車椅子を使うこともなく、杖を使うのを忘れるくらいによく歩けるようになりました。
初めは訳もわからずただ祈っていましたが、今では、「本当に神様はいる、どんなことがあっても最後まで信じて祈っていれば、神様は必ず力をくれる、絶対に奇跡は起こるんだ」と、身をもって体験させて頂きました。私は医学や科学やお医者様の力では治すことのできない病気もあるということを、一人でも多くの人に伝えたいです。
今では、Aさんが一生懸命頑張っている姿を見て、ご両親も家の方で、毎日御仏壇で大きな声でお祈りしてくれています。ここまで良くなったのは、決して二人だけの祈りの力ではなく、ご両親や家族の方が、2人の決めたことに反対せずに、一緒になって信じて祈ってくれたみんなの祈りのおかげだと思い、心から感謝しています。
これからも絶対に気を抜かずに、家族みんなでもう一つ頑張って耳が聞こえるようになる日を夢見て、祈り続けようと思っています。
万が一、先生の上記指示が間違っていたとしたらどうでしょうか。手術に適切な時期を逃してしまったということで、裁判沙汰になったこと必定です。先生の験力があって初めて可能なことでした。したがって、現在、このような指示が出来る方はおられないと、私は考えております。 矢崎
□祈 り 埼玉県 女性
お祈りを知る以前は、「これは何だろう?何でだろう?」と子供の頃から疑問に思っていたことも、様々な霊障の為であった、とお祈りを始めてから理解できるようになりました。
昨年、蛇之倉山に入らせて頂きましたが、霊障があまりに凄く酷い状態でした。記憶がとぶ、なくなる、人の話すことが理解できない、声が聴こえない、魂が抜ける、固まってしまう、ひどい動悸、目がかすみ見えなくなる、身体があちこち痛み重くなる、周りの人が怖くなる、幻聴、頭が狂ったようになる、心の中に真っ黒な魂が来て取れずに苦しくてどうにもならない、自分の思っていない行動をしてしまう‥‥などの症状にとらわれ、お山の方々には大変にご迷惑をかけてしまいました。
今年(平成23年)の戸開け前に再びお山に入らせて頂くまでの十ヶ月間は、自宅で毎日お祈りを続けました。神直先生から、お念仏※、光明真言を必死に唱えるように言われたので、お念仏一万回、光明真言二千回、般若心経百八回は最低でも必ず毎日祈ると自分で決めて続けました。
※ご家庭に伝わる経文を唱えて下さい。御題目が伝わっていたら、御題目をお唱えください。
家でお祈りをしていると両親には殺されてしまうのかと思うほど、殴られ叩かれ首を絞められ蹴り飛ばされ、お祈りを止めるように言われましたが、どうしても祈りを続けたい一心で祈り続けました。祈ることに障害や身内の反対が多かった為、祈ることが苦痛でやめてしまいたいとも思ったり、このまま祈ることだけしていていいのか?と思う気持ちにもなりました。でも止めることはできず、心でブツブツ言ったり、小さい声で言ったり、途中で止めずにひたすら祈り続けました。
そうして祈り続けたおかげか、今年は神直先生のお力もあり、とても良くなりました。そして、五月から九月まで、社務所でのお手伝いをしながら、朝は三時半~四時前に起きて五時からの御本殿掃除までの間に、そして夜にとお祈りをさせて頂きました。また、日頃中々できなかった健康的な生活を送ることができました。そしてあまりに綺麗な山、木、川、空、空気、水のあるお山で過ごさせて頂くというとても贅沢で幸せな時間を頂きました。
平成22年頃の状況から今まで、当たり前だったことが、当たり前でなくなっていたけれど、そんな体験をしたからよけいに、今の健全な状態でいられる有り難さも身に染みて、日常からどれ程色んな有り難さに囲まれているのか‥‥と改めて感謝の念が心に湧いてきます。そしてこんな綺麗なお山にいる汚れた心の自分に反省です。
今では、両親も理解を示してくれるようになり、お祈りしたりお山で修行をすることを応援してくれるようになりました。それが私にとって何より一番嬉しいことです。世の中に、もし私と似たような症状や苦しみを持っている人がいるなら、神仏を信じて根気強く諦めずに祈り続けてみてください。そういう方の少しでも参考になればと思い自分の体験を書いてみました。
お祈りの大切さを一人でも多くの人が知って欲しい。私は一生お祈りをしながら少しでもお祈りの大切さを伝えていきたいです。